2005年、新しい年が明けました。

 新年の活動は、4日からのネットカー運行による街宣活動でスタートしました。生活者ネットワークの新しいスローガンは「働く・育てる 市民力」です。これまでネットの政策といえば、子ども・介護、環境と、3つのKが知られていたかと思います。が、今回、私たちは「働く」というキーワードをいちばんに掲げました。「ネットの活動の担い手は、働かない女性たちじゃなかったの?」いえいえ、そんなことはありません。確かにスタート時点での専業主婦のパワーは印象的だろうと思います。しかし、働き方にもペイドワークとアンペイドワークがあるのです。さらに、生活者ネットワークも日々進化しています。都内に63名いるネットの議員や、メンバーのありようも多様になりました。そう、多様。かつての画一的な価値観から、多様な価値観を認め合い、ひとりひとりが生き方を選択する時代です。このスローガンにこめた私たちの思いは、地域に根ざした働き方や雇用されない働き方など、多様な働き方やその担い手を育て、市民力を駆使して、市民が自治するまちづくりをすすめていこう、ということです。次世代を育て、地域の関係性を育て、自分自身を育て、地域に芽吹くさまざまな芽を育てて、21世紀の市民社会を豊かにつくりあげていきましょう。
  7月に予定されている都議会議員選挙に向けても、江戸川ネットは8年ぶり2度目の大きなチャレンジをします。佐々木みきとともに、市民の議席を獲得すべく、全力で取り組んでいきますので、多くの方からの都政に対するご意見、ご提案を生かしていきたいと思います。
 今年もよろしくお願いします。