給食のびん牛乳、復活の日間近?

経済産業省が大きな一歩

  5月から「生活振興環境委員会」の副委員長になりました。委員長と副委員長は、「江戸川区廃棄物減量等推進審議会」のメンバーにもなるということで、6月10日(金)の第16回目の会議に出席しました。
  会長は、岡島成行さん、副会長は松田美夜子さん。国の審議会かと見まがうほどのお顔ぶれに加え、区の商業界や工業界など、各分野の代表の方々7名、そして公募区民4名のみなさんがとてもチームワーク良く、積極的に参加されています。
  この会の中で、松田副会長より、前日行われた経済産業省での会議のご報告がありました。内容は、私たちネットも、全地域が一丸となって一昨年から取り組んでいる「容器包装リサイクル法」の見直しについてです。
  とても嬉しい最新報告その1「産業界がリサイクルのための収集・運搬・選別費用を出すことで合意。」その2「グリーン購入システムにより、リターナブルびんを学校給食の牛乳などに優先的に使っていく。」 ・・ということは、東京都がびんから紙パックへと変えてしまった学乳が、またびんに戻る可能性が? そのことを質問したところ「敗者復活戦、もちろんありですよね。」との力強いお返事。岡島会長も「面白いことになってきましたね。江戸川区もびんに変えていけるようにしましょう。」とおっしゃっていました。「そのためには、議会の役割はとても重要」とのご注文もいただき、しっかりと受け止めました。
  びんから紙パックへの変更については、区は都のせいにし、都は事業者のせいにし、事業者は国のせいに・・ということを感じてきました。経済産業省の前向きな姿勢を受けて、教育庁と事業者だけの話にとどめずに、ここで、ぜひ多くの関係機関が一緒に協議する場が必要です。もちろん、環境の視点を第一に持って。
 エコタウン化をめざす江戸川区で、いち早くすすめていきたいと思います。