どうなる?さくらホールの集会室5(クラフトルーム)

2005年7月25日 11時56分 | カテゴリー: 子ども・教育

「子どもの居場所」を今こそ考えよう

 小松川区民施設、通称「さくらホール」には、平成11年の開館当初から子どものための部屋があります。(とはいっても、子どもが利用しない時間は大人もOK)都の再開発事業により、集合住宅だけが立ち並ぶ小松川。そこにできる公共施設ということで、地域の方が要望を出し合った結果、「子どもが自由に使える部屋」が実現したものです。対象は小学生から高校生まで。受付を通ったあとは、自己責任で利用するという、プレーパークの室内版です。70㎡を超えるスペースの床はフローリングで、ブラインドの色もカラフル仕様、台形の木の机は多様な組み合わせが可能です。木製の本棚には、雑誌やトランプ類、辞書なども置かれていました。カードゲームやオセロをする子、宿題をする子、また、近隣の高校生は夜、文化祭の準備などにも使っていました。使用時間は5時までですが、受験勉強や行事の準備など、目的の明確な申請があった場合は、館も臨機応変に対応してくれていました。
  しかし、この1年、部屋は閉鎖されたままです。「子どもたちのマナーが悪すぎる」ということがその理由。そして春先、どうも一般の集会室に変更されそうだという話が伝わってきたのです。館の話では、「マナーの改善がみられない」「閉鎖についても、だれからも問い合わせがない」「小学生の居場所としては『すくすくスクール』ができている」とのこと。部屋の状況を見せてもらいましたが、確かにブラインドの一部は壊れ、本棚も開かないところが。残っているのは辞書数冊で、将棋の駒やトランプなどはどこへやら。部屋のある4階ロビーの時計も壊され、カーペットはシミだらけ・・。確かに悲惨な状況です。でも、この状況を地域の人たちが知らされていない、ということも「マナーの改善」や「問い合わせ」につながらない大きな理由です。ここまでの事実を知っていれば、保護者としても厳重注意をせずにいられないはずです。館や学校が指導をしてくださっていても、当事者の親たちが知らないというのはどうでしょうか。まずは、地域全体にこの事実を投げかけ、共有して、マナーについての改善を図るべきです。また、器物損壊についても、一夜にしてこうなったわけではないでしょうに、なぜここまで放置しておいたのかも不思議です。そして、「『すくすく』ができたから」というのも、納得がいきません。22日の「生活振興環境委員会」では、「『すくすく』と地域施設の子ども部屋」について質問しましたが、「『すくすく』ができたことを理由に、子ども専用部屋をなくしていく方針はない」とのお答えを得ました。
  子どもの居場所は多様にあるべきです。なぜ小松川にこの部屋ができたのか、という経緯を忘れてはなりません。行政だけにおまかせにせず、地域住民も積極的に関わっていくことが大切です。私もしっかりとチェックしていきたいと思います。