コミ館はこうでなくちゃ!

東葛西コミュニティ会館視察

  13日の生活振興環境委員会で、今年の7月にオープンした「東葛西コミュニティ会館」を視察しました。午前中の視察でしたが、一般の集会室はもちろんのこと、スポーツルームや和室も満員御礼。廊下にも若い親子があふれていました。
  東葛西は若い世代が多く住んでいるまちであり、区内で最も新しい学校「東葛西小学校」も隣接しているなど、「地域柄、子どもの利用がとても多い」とのこと。各階のトイレは子ども仕様が施されていますし、併設の図書館も1階が子ども向けで、すぐとなりにある公園とも気軽に行き来できるようになっています。大人向け図書館は2階にあり、上下階は中央に設けられた階段で結ばれています。
  「子どもだけの利用も多いが、特に問題はないですよ」とは館長さんのお話。「玄関ロビーのソファを子どもが占領していることもあるが、人に迷惑をかけていなければOK」とも。子どもが多い地域の特性を大事にした運営がされていることに、外観の素敵さだけでなく、内容の寛容さ・温かさを感じて嬉しくなりました。やっぱりいちばん肝心なのはこのソフト面では? 「コミ館はこうでなくっちゃ!」と感心してしまいました。

  一方、一部の利用マナーの悪さから子どもへの規制の厳しかった小松川の「さくらホール」ですが、1年以上が経ってようやく規制緩和となりそうです。以前のように2階以上へも行けますし、スポーツルーム一般開放時の通行手形となっていた上履きを万一忘れても、利用ができるようになります。よかった!

  大人にも子どもにも快適に利用されてこその地域施設ですよね。マナーをきちんと守って、気持ちよく集い、笑顔のあふれるホットスペースにしていきましょう。

(写真は、1階図書館)