決算特別委員会が終わりました③

2006年10月18日 12時18分 | カテゴリー: 子ども・教育

報告その3

●後半の委員会報告

〈ガーデニング〉区が誇る親水公園近隣の住宅にガーデニングの協力を得て、区民との協働によって親水公園を持つ江戸川区ならではの景観地区をつくってはどうか。

〈通学路〉安全マップの活用で通学路を点検し、ドライバーへの啓発も含め安全強化を。

〈自転車道〉健康や環境にいい乗り物である自転車専用道路の拡充を。すでに自転車道が整備されている場合はその周知に努めるよう。

〈学校選択制〉消極的な理由による学校選択が見受けられるが、選択制の本来の主旨が活きるように改善すべき。改善に向けては選択後の当事者評価・外部評価を活用すること。

〈緊急連絡網〉学級緊急連絡網など個人情報提供については、保護にばかり傾くのではなく、一定範囲で共有することによる子どもの利益促進を十分配慮して配布すべき。

〈教職員〉ストレスや悩みを抱える教職員の相談に丁寧に応じる体制を確立すべき。

〈学校暑さ対策〉緑のカーテンなど植樹を活かした方策とともに、扇風機配置の充実を。

〈省エネ〉楽しみながら進められるようインセンティブをつける「フィフティ・フィフティ」の導入を。節減した光熱水費の半分は自治体に戻し、半分は各学校に還元、独自の使い道ができるように。

〈修学旅行〉旅行援助経費(5万6千円)を基準にした金額の検討を。わずか2泊3日の荷物に宅配便を利用している点など、自立性・社会性を育む観点からの見直しも必要。

〈障がい児〉専門員による「すくすくスクール」の巡回指導を充実させ、来年度から始まる特別支援教育も踏まえて、障がい児の受け入れ体制の強化を。長期休暇中のショートステイやデイサービスのニーズが多いことから、週末や休暇中は空いている都立江戸川養護学校の寄宿舎を、区として活用する検討を。

〈ごみ〉
資源化・減量化をしっかりと行い、ごみ発電による売電事業を行う新会社については、積極的な情報公開と、23区の意見が反映される具体的なしくみの検討を。

●市民クラブの総括意見

江戸川区の財政運営は、経常収支比率は76.7%、基金積立金が754億円に達し、区債残高は552億円に減少していることから健全な状態にあると言える。
一方で、歳入の38%を占める財政調整交付金は過去最高額になったとはいえ、これは景気に左右される法人住民税の伸びによるものであり、また、国庫支出金、都支出金等は三位一体改革の今後の動きによってさらに変化することも考えられ、財源については依然不安定要素を抱えたままである。
特別区税は、400億円を回復しているが、区民税については配偶者特別控除の上乗せ分の廃止等税制改正の影響による増加が10億円含まれている。景気の回復による増加分も5億円ほどの算定だが、これは特別徴収の増加によるもの。非課税者数は年々増加、歳出の35%を占める生活保護費は9億7千万円増の210億円を超えていることからは、格差の表れを感じる。
今年6月からは定率減税の縮減も始まり、さらなる税制改正で今後もその影響が大きく出てくる。さらに、医療制度改革や改正介護保険法の影響で区民の負担は増していく。区では、行財政改革の熱心な取り組みでさまざまな角度からの歳出削減努力をしていると評価するが、区民の痛みの上にある歳入であることも認識をして、区民に還元できるような有用な施策に取り組むよう要望し、17年度決算を認定する。