議会質問は平等な時間配分を

非交渉会派の質問はわずか15分

   6月17日(火)から第二回定例会が開会中です。
   新しい会派「生活者ネット・無所属クラブ」になって初めての議会質問を担当することになり、20日(金)に一般質問が終りました。

   江戸川区議会は4人以上が交渉会派となっており、私たちは3人であるため、非交渉会派です。実はこの1人の差がとても大きいのです。たとえば、質問日程2日のうち、初日が代表質問、翌日が一般質問とされていますが、非交渉会派は代表質問ができず、また、質問時間もわずか15分です。

   私たちは新会派を組んだ時から、議会運営委員会及び理事会に対し、交渉会派を3人以上にすることの要望を出していました。現在、23区中16区が3人以上という実状であり、江戸川区議会も前期、今期合わせて議員定数を4つも削減していながら、交渉会派の人数は変えていません。交渉会派の人数については、今後「議会検討小委員会」へ送られ審議することになったのですが、それならば、せめて質問時間に基礎時間を認めるよう要請していました。会派ごとの質問時間については、江戸川区議会では「4.8分x会派の人数+基礎時間20分」と決められています。この範囲であれば何人でも質問できますが、基礎時間も交渉会派にしか認められておらず、わたしたちはゼロ。そこで10分間の基礎時間を求めていたのですが、それがかなわず、5分なら、という意見も出ましたが、最大会派の反対により、結局認められず。しかも決定されたのは、質問通告を出す日でした。

    一般質問は議員平等の権利であり、いちばん大事な議員のしごとです。そもそも会派ごとに時間が決まっていることが問題で、私たちはかねてから、大会派少数会派の別なく、たとえば1人20分とするなど、公平にすべきものと主張してきました。何とか実現していきたいものです。

   というわけで、時間を気にしながらのヒヤヒヤの質問となりました。質問づくりに追われ、HPの更新も滞っていましたが、内容を順次ご報告していきます。