ポニーランドにカフェテリアを

2009年度予算特別委員会報告⑧

篠崎ポニーランドが厩舎工事により5月14日まで休園となっているため、篠崎のポニーたちは現在、なぎさポニーランドに全馬集合。利用者のニーズに応え、3月から土曜と日曜にも営業しています。ポニーランドは区内で動物とふれあえる貴重なスポットであり、今後の事業拡充に向けて質問しました。
 
なぎさポニーランドは、総合レクリエーション公園、富士公園に接続するなぎさ公園内にあり、葛西臨海公園も近いなど、区外からの団体利用が50%を占め、学校等の遠足コースにもなっています。また、白鷺や小岩の特別支援学校やろう学校などの生徒が定期的に利用しており、自然の中で馬にふれることで心身共に良い効果が得られています。児童・生徒だけでなく、近隣の特養ホームの高齢者もよく訪れ、緑の中で放牧を見ているだけでもリラクゼーション効果になるといいます。現在は日よけやベンチも余りない状況ですが、カフェテラスなどをつくって、お茶を飲みながら放牧を眺められるような環境を整備することを考えてはどうか、また、ポニーランド独自のキャラクターをつくってオリジナルグッズの販売拡大につなげてはどうかと質問しました。管理している環境促進事業団事務局長からは「前向きに検討していきたい」との答弁がありました。

ただ、ポニーに乗る、ポニーを見るというだけでなく、訪れる人がお茶を飲みながらゆったりと過ごせるスポットにもなれば、もっと気軽に行けるようになります。イメージとしては最近の大井競馬場、という感じでしょうか。オリジナルグッズも区内の作業所に委託することも考えられます。ポニーランドを訪れていた特別支援学校の生徒たちが卒業後、グッズの作成や、馬糞を利用した腐葉土づくり、また、カフェテリアコーナーで活躍できるような環境整備についてもぜひ考えていってほしいと求めました。また、篠崎においてはポニーランドのそばに2年後「子ども未来館」が開設されることから、タイアップ事業を行なうことも要望しました。