経営改革プランを総合評価

2010年9月2日 23時45分 | カテゴリー: まちづくり

総務委員会行政視察報告・那覇市

→総務委員会の行政視察で8月25日〜27日、那覇市と名護市へ。新庁舎建設中につき、プレハブの那覇市役所にて。

 那覇市の視察項目は「第2次経営改革アクションプラン」及び「ISO9001」について。

 基本方針を「市民が主体となる市役所づくり(市民協働」「市民の視点に立った市役所づくり(顧客志向)」「時代に応じた市役所づくり(経営感覚)」とし、第2次は2005年度から09年度までの5年間を設定。第1次で掲げた77項目のうち、完了したものをはずし、さらに新たな課題を追加。34の推進項目をさらに各課別の推進小項目81に分け、その取り組み状況と5年間の総合評価を市民に公開しています。進行状況は小項目ごとに「完了」「順調」「ほぼ順調」「停滞」「削除」の5段階で、総合評価は「手段・方法及び目標値の設定ともに適切であった」「手段・方法は適切であったが、目標値の設定は適切とは言えなかった」など、4段階で明示。課ごとに達成率をパーセンテージで示してもいます。

 こうしたことを推進した背景に、品質管理の標準規格「ISO9001」認証取得事業があります。不親切、無愛想、非効率の代名詞のように言われた「お役所しごと」から脱却するには、トップのリーダーシップと改革理念に加えて、職員の意識改革が必須であるとの考えから、市民の利用が最も多い市民課に02年にまず導入、現在は全部署に拡大し、市民本位のサービスの提供、市民満足度の向上が図られているのです。具体的にはやはりPDCAサイクルの実践です。プラン(計画・目標)、ドゥー(実行)、チェック(評価・分析)、アクション(改善)のサイクルを回し、継続的に改善していくことが目標必達の要です。

 那覇市ではこれまで45施設に指定管理者制度を導入してきましたが、「今後、指定管理の見直しをすべき施設として考えているものはあるか」と質問したところ、「保育園については見直す方向」との回答がありました。こうしたことも、丁寧に事業を分析し、評価をしているからこそです。

 江戸川区では2006年3月に、2001年度からの「行財政改革推進プランの成果と今後の取り組み」について、また、07年9月に「今後の主要課題に対する取り組みについて」を公表していますが、きちんとした総合評価をしていません。本区でもPDCAサイクル確立のもと、しかるべき評価をして、継続か修正かの適切な判断をしていかなければなりません。