もはや“こだま”は返らない

2011年4月16日 01時38分 | カテゴリー: 環境

自然エネルギーへの転換で、脱原発を

「安全?」って言うと「安全」って言う
「漏れてない?」って言うと「漏れてない」って言う
「ちょっと漏れてる?」って言うと「ちょっと漏れてる」って言う

そのうち「チェルノブイリと同じレベル」って言いながら
それでもまだ「安全」って言う

もはや“こだま”は返らない・・・

 
 今日、第一回目が開かれた首相の私的諮問機関「東日本大震災復興構想会議」では、今回の地震がもたらした重要課題である原発問題を視野に入れず、今後の青写真を描こうとしていたことに、委員から大きな反発の声が上がったといいます。当たり前です。

 甚大な被害の原因は、地震であり、津波であり、原発事故であることは明らかです。これを押さえずに、どう復興に向かおうというのでしょうか。会議の中で不満が噴出したために、原発事故も議論されることになったとのことですが、そもそもの方針に入っていなかったこと自体、普通の感覚とかけ離れています。

  地震の避けられない国が原発に依存することのリスクを国民が身をもって共有したのです。住み慣れた地域での暮らしを奪われ、生活の糧を奪われ、安全と引き換えにしてまで、続けなければならない政策なのか。生活サイクルを見直すとともに、エネルギーの代替案はないのか、改めて考え直すときです。

 私たちは統一地方選挙のたびに、「自然エネルギーへの転換で、脱原発」を政策に掲げてきました。この転換で、多くの雇用も生まれることはすでにドイツで実証されています。これこそが、日本の安全な将来のための、そして復興のための具体の青写真です。

 発災から1ヵ月余。情報開示、説明責任は余りにもお粗末です。こんなに情報があふれているというのに、国民が今もっとも知りたい情報は伝わっていません。情報の提供者と受け手の間の信頼関係は崩れる一方。かつてない事態ですから、まずは事実をきちんと開示し、国民と共有することが先決です。