待ってちゃダメ!自分から伝えようよ

2011年11月1日 23時02分 | カテゴリー: 高齢者・障がい者福祉

外国人・障害者災害体験に参加して

視覚、聴覚など障害をお持ちの方や外国人の方が、3月11日の体験談を。
視覚、聴覚など障害をお持ちの方や外国人の方が、3月11日の体験談を。
30日(日)、区内の外国人や障害者の方々を対象とする災害体験に参加しました。江戸川ネットが8月から実施している「防災ゼミ」で、災害弱者の防災訓練を充実させる必要がある、との議論があり、現状どのような訓練がなされているのか、ともに体験させていただきました。

この体験訓練は、区内34の団体で構成される「江戸川区福祉ボランティア団体協議会」の主催で、今年で3回目。江戸川消防署と松江第三中学校、災害時支援ボランティアの協力のもと、行われています。

午前中は、江戸川消防署で、火災、地震、水害などから身を守る術を署員の方から教わり、そのあと、通報訓練、消火訓練、煙の中での避難訓練を行いました。通報訓練では、電話の受け手は外国語に対応できるのか、という質問があり、対応可であるとの回答がありました。その後、整然と道路を歩く体験を兼ねて徒歩で松江三中に移動。体育館でボランティアさんによる、おにぎりとお味噌汁の避難食をいただきました。

松江三中は、場所の提供だけでなく、在校生や校長先生が率先して参加しています。体育館の壁には、生徒たちがつくった「待ってちゃダメ!自分から伝えようよ」というキャッチフレーズが大きく掲げられていましたが、英語、中国語、韓国語でも書かれ、多言語対応。中学生自らがお給仕をしたり、避難所でのルールについての説明をしたりと積極的に参加していました。午後の体験は、起震車、搬送訓練、救急救命訓練。

さて、水が出ない想定での水洗トイレの使い方は?
① 用を足した後、大きなバケツに溜めた水を普通のバケツですくい、トイレに流し込む。
② 手を洗う時は、1回分の水量が記されたペットボトルに溜めた水を、洗面器などの上で目盛りのとおり手にかける。
下の洗面器に溜まった水は、水洗用として再利用することを学びました。

災害時、避難所となる学校体育館ですが、バリアフリーにまだまだ課題が。体育館入口は階段、さらに玄関には大きな段差。車いすは何人かで持ち上げることに。選挙の時には、板などで暫定的にバリアフリーに整備されていますが、こうした備品は、選挙管理委員会が管理するのではなく、学校に常備しておいてはどうでしょうか? もちろん、そもそもバリアフリーにしておくことが重要ですが。体育館トイレの洋式化も。

本来なら、みんな一緒の防災訓練が望ましいところですが、こうした対象を絞った細やかな訓練も、各地区で実施していきたいものです。