国民とのねじれこそ解消すべき~原発ゼロへ

2013年7月14日 00時04分 | カテゴリー: まちづくり, 環境, 議会改革

 参議院議員選挙も21日(日)の投票日まであと7日となりました。とはいえ、期日前投票は、江戸川区でも区役所では7月5日(金)から、各区民館では14日(日)から選挙最終日まで行われています。時間は午前8時30分~午後8時まで。つまり、毎日が投票日なのです。 

    投票日当日、どんな理由であれ、投票所に行けない有権者が投票することができるこの制度により、12日(金)までにすでに東京全体で170324人の有権者が投票を済ませ、現段階で前回比5%の増加となっています。投票所にもある宣誓書(すでに送付されている入場整理券の裏面)に記入・提出すれば、自宅に届いている入場整理券も必要ありません。有権者の立場に立ち、政治参加の第一歩である投票という行動をできるだけしやすい環境をつくるこの制度。大いに使いこなしたいものです。

  参院選の争点のひとつにしたいのが原発問題。原発即時ゼロか、さらなる推進か、徐々に原発をなくすか。日本人が向き合うべき最重要課題であることは論を待ちませんが、昨年暮れの総選挙ではスルーされた感があります。

  この春、安倍首相は、東欧などへ原発輸出のトップセールスを行いました。国内での新規原発建設はもはやありえない状況下、1基数千億円という原発を各国に売ることが成長戦略であるとの考え。福島の原発事故の収束はままならず、いまだ15万人の福島県民が避難生活を余儀なくされている中、「世界一安全な原発技術の提供」などと言いはるその姿勢が信じられません。再生可能エネルギーへのシフトを加速させ、そこに成長を見出すことこそが求められます。この選挙期間中にも、電力4社は一道四県の6原発12基の再稼働に向けた安全審査を原子力規制委員会に申請しました。あの過酷な事故から得たものが、この期に及んで経済優先の「輸出」に「再稼働」とは、何と愚かで情けないことでしょう。原発問題はエネルギー問題にとどまらず、平和問題であり、人権問題です。

  東京・生活者ネットワークが都民を対象に、1年かけて実施した「エネルギーアンケート」では、3.11以前、「原発はいらない」が31%であったのに対し、3.11以降は61%と大幅に増加、「徐々に減らす」を入れれば91%にも及びました。私たちは先の都議選でも「原発即時ゼロ」を打ち出したところですが、参院選で推薦している大河原まさこさんも「脱原発基本法をつくり、原発の廃炉プロセスを着実にすすめ、原発ゼロを必ず実現する」を、政策のトップに掲げています。

  しかし、この選挙戦では、原発推進の政党の圧倒的優勢が伝えられるところです。衆参のねじれ解消が最大の争点であるとの彼らの主張に対しては、ねじれどころか、さらにぎゅっと固結びにこそすべきであり、解消と言うならば、国民意識とのねじれこそが解消されるべきでしょう。それを有権者が政権に突きつける選挙にして、原発をやめられない社会をやめるスタートにしましょう。

 ところで、反原発ソング、ジュリーも昨年からコンサートで歌っています。東日本大震災一年後にリリースしたオリジナルミニアルバム「3月8日の雲」にある「F.A.P.P.(フクシマ・アトミック・パワー・プラント」(作詞沢田研二・作曲柴山和彦)。 ♪ bye  bye 原発 ♪何を護るのだ国は と。歌詞の「当然」は「東電」をかけた? 先月65歳になり、ご自身いわく「前期高齢者」。ジュリーの気骨ここにあり。オンエアする勇気ある放送局はないものでしょうか? よもや放送禁止ではありませんよね? ストレートな国民の声。まだお聴きでない方はぜひ。