毎日が投票日~統一地方選挙後半戦
いよいよ統一地方選挙の後半戦が明日から始まります。
統一地方選前半戦もそうでしたが、後半戦も投票率の低さが予想されています。国政選挙には行くけれども、地方選挙には行かない ― という方も多いのではないかと思います。しかし、地方分権の今日、地域の裁量は増え、大事なことは地域で決めていく時代です。自治体議会は、自分たちが暮らすまちの経営をどうするか、暮らしに直結するルールを決める重要な場であり、その議会を構成するメンバーを選ぶ選挙はとても重要です。
その重要な自治体議会、江戸川区議会は大政党の議員が多数を占めています。国民の政党支持率は、2割とも言われる中、投票率が低ければ、組織力の強い政党に連なる候補者が有利になり、ますます、多様な生活を営む市民を比例代表する議会にはなりえません。
さらに、今回の選挙は、地方自治にとどまらず、国の重要な方向性を決めていくシラバスに位置付けられています。現政権は、この統一地方選挙に勝利することで、数の力を振りかざし、戦争ができる国にしていこうとしています。統一地方選挙に関心がない、選挙に行かない、ということは、この暴走に加担することになることは自明です。
私たち、生活者ネットワークは、国会議員を持たない市民の政治団体です。国政との間に何一つしがらみはありません。「近づけたいね、暮らしと政治」。江戸川ネットは、25年前に、このスローガンを掲げ、今日まで活動をしてきました。しかし、辺野古の問題、集団的自衛権の問題、原発の問題、公共事業の問題、子育て・介護の問題―。どれをとっても、私たちの声が反映された政治がなされているとは思えません。民主主義の危機。生活者、当事者の声が反映されなければ、「暮らしと政治」はいつまでも遠いままです。
まずは投票することでこの状況を変えていきましょう。投票日は26日ですが、20日から25日まで、区役所及び各区民館で期日前投票をすることもできます。午前8時半から午後8時まで。毎日が投票日です。ぜひ投票を。
お知らせしていますとおり、江戸川・生活者ネットワークは、伊藤ひとみ、本西みつえ、新人2名で統一地方選挙に臨みます。