【川から考える日本】高規格堤防事業で江戸川区に「ポツンと一軒家」
フリーランス・ジャーナリスト・まさのあつこさんは、長年、河川行政の課題に取り組み、【川から考える日本】というテーマでweb上の連載に取り組まれています。
今月9日にアップされた第25回目は、
「江戸川区の“ポツンと一軒家”、出現したのは「スーパー堤防」整備事業のせい、高規格堤防はこうして地域を破壊する」
この間、区内で最初に住民の移転を伴って行われた平井地区や、強制執行にまで至った北小岩1丁目東部地区での当該事業から、現在進行中の篠崎公園地区の高規格堤防と一体のまちづくりをていねいに取材され、「住民に多大な犠牲を強いる『高台まちづくり』、理念とは裏腹に、むしろ実態は『壊す』では」と指摘。
「災害に強い」「壊れない」と喧伝される高規格な堤防に対して、多くの人が抱くイメージとはほど遠いその実態について、現地住民の声や現地写真とともにわかりやすく伝えています。
国や区、都といった施行者がその課題に正面から向き合わず強行する一方で、区民の代表で構成される江戸川区議会にはこの間途切れることなく陳情(第69号・70号・73号・74号)が出され、今も賛否が伯仲する状況についても。
どうぞお読みください。
●直近では6月に「善福寺川」、4月には「鬼怒川」についてもレポートされています。