平和を考える地域活動に参加

原爆犠牲者追悼式・キャンドルデモ・燈籠流し

  第23回原爆犠牲者追悼式

 7月21日(日)、葛西区民館隣りの滝野公園で行われた「第23回原爆犠牲者追悼式」に参列しました。江戸川ネットは、毎年、給水・救護のお手伝いで参加をしています。千羽鶴の献納も今年で10回目になりました。江戸川ネットの事務所では、7月になると仕事の合間を縫って、みんなで鶴を折るのです。私たちの活動の大きな柱には「地域から平和な社会をつくる」ということがあります。4月の区議会議員選挙でも「地球上で行われる戦争・暴力を許さない」と訴えました。アメリカのイラク攻撃が始まったのは折しもその直前でした。核兵器の悲惨さは今さら言うまでもありません。私たちは今一度、戦争の加害者にも被害者にもならない非核三原則をかみしめ、「非核平和条例」など、具体的な平和構想を地域から実現させなければと思います。

  反核キャンドル・デモ

 8月6日(水)、原水禁・江戸川区民会議主催の反核キャンドル・デモに初めて参加しました。58年前の8月6日は世界で初めて原爆が落とされた日です。あの日以来「NO MORE」と訴え続ける日本。しかし世界のあちこちで核兵器は厳然と存在し、その脅威に罪の無い市民が脅え、被害を受けています。今年も滝野公園での慰霊集会のあと、西葛西駅まで「核兵器廃絶!」「戦争反対!」「原発不要!」のシュプレヒコールを上げながら総勢100人ほどでデモ行進しました。今や広島の子どもたちでさえ、約4割が8月6日のできごとを知らないといいます。私たち大人は、原爆被害の惨状を風化させることなく子どもたちに伝え、核汚染のない平和な未来を手渡していくべく、これからも活動をすすめていきます。

  第5回旧中川東京大空襲犠牲者追悼 燈籠流し

 8月10日(日)、今年で5回目になる旧中川での燈籠流しに参列しました。東京大空襲では、小松川・平井・亀戸を流れる旧中川で2800名以上もの犠牲者が出ました。戦争で亡くなられた方や先祖の霊を慰めるため、そして子供たちに戦火のない平和な未来を受け渡すため、ふれあい橋のたもとから、自分なりのメッセージを込めた灯籠を流し、平和を祈りました。