持っていますか?「マイバッグ」

誰もが簡単にできるごみ減量

またまた食品にまつわる不祥事が相次いでいます。忘れた頃にやってくるのは天災だけではないようです。

食品安全行政は10年前に比べて格段にすすんだとは言え、今回のことは消費者保護の安全行政にはまだなりえていない証左。「食の安全」はネット設立以来の重要政策であり、ネットの原点でもあります。
「食べることは生きること。」消費者の立場に立った食の安全の確立が急務です。

さて、毎日の食べ物、基本的には生協の共同購入で調達しています。提携生産者の顔が見えて安全。適正価格で安心。班での一括購入やリユースびんの活用でごみも出ない。それが、このところバタバタしていて申し込みを忘れ、インターネット注文も間に合わず、必然的にスーパーでお買い物をすることが多い1ヶ月を過ごしました。

地元のスーパーで感じたこと。それは、マイバッグを持参している人を見かけないということです。余った袋を返している人はいますが、マイバッグを取り出す人とは残念なことに遭遇しませんでした。今、全国でレジ袋を有料にする動きが広がっていますが、理由はもちろんごみ(レジ袋)減量のため。

日本ではひとりあたり年間250枚、全体では300億枚のレジ袋が消費されているといわれています。私も作成に関わった「Edogawaごみダイエットプラン」では、平成33年度のごみ量を、平成12年度比で20%削減、165186tと見込んでいますが、レジ袋に関しては60%減、1092tという削減目標を立てています。それにはやはりマイバッグ持参は不可欠。レジ袋を断ると1枚につき10gの減量、紙製の手提げを断るとそれだけで50gの減量になるのです。
杉並区は「マイバッグ持参運動」が予想より広がらなかったことからレジ袋有料化に試験的に踏み切ったようです。江戸川区はレジ袋のリサイクルに取り組む方針で、3月から小岩の一部地域でモデル実施が始まりますが、リサイクルの前に、リデュースをもっとがんばろうよ、江戸川区!
私は、昨年の「区民まつり」で「えどがわエコセンター」が配ったマイバッグを、いつもバッグに入れて活用しています。誰もが簡単に実践できることのひとつ。
レジで「袋はいりません。」って言うときって、結構「カ・イ・カ・ン」ですよ!ポイントもたまるし。

↓受験シーズン真っ盛り。わが家も高校・大学のW受験で、亀戸天神にお参りしてきました。やっぱり最後は神頼み!?