政治と生活を国民の手に取り戻す選択を

いよいよ明日が衆議院議員選挙の公示日です

地域政党である私たち生活者ネットワークは、国政選挙において、これまでも政権交代を可能にする取り組みをすすめてきました。そしていよいよ実現のときが来ました。

2年前の夏、参議院での与野党逆転を実現し、衆参ねじれ現象が生じたことで、消えた年金問題や公共事業費の不正使用問題などが次々と発覚、国の統治機構そのものの機能不全が改めて露呈されました。

その2年前、前回の総選挙では、国民の多くが小泉劇場に翻弄され、誤った選択をしてしまったことは、今日の福祉、医療、教育、労働、社会保障など、社会のあらゆる場面に大きなひずみが生じていることでも明らかではないでしょうか。社会を覆う閉塞感や格差の拡大、セーフティネット不全は4年前の投票の結果なのです。明日から始まる選挙は、政権選択と同時に、この4年の政治の通信簿を国民の側から突きつける場でもあります。

生活者ネットワークは、生活者の視点を大切に、市民の決定が尊重される分権と自治を目指して、ローカルから政治を変える活動を30年以上続けてきました。今日、政権交代を目前にした民主党は「生活が第一」を掲げ、他の政党も「生活」や「生活者」という言葉をスローガンに入れるようになっています。

政治と生活を国民の手に取り戻すためには、市民の力を有効に生かし、生活の課題イコール政治の課題を解決しなければなりません。そのために、東京・生活者ネットワークは民主党17名、社民党1名、国民新党1名の候補者を推薦し、政権交代を強く訴え、あすからの衆議院議員選挙に取り組みます。