第3回定例会が始まりました

2009年度決算特別委員会も

 第3回定例会が開会しました。会期は今日から32日間。3つの条例案、5つの補正予算案、5つの報告案、計13本の区長提出議案が上程されました。報告のひとつ、2009年度の決算認定についての審議も8日間にわたって行なわれます。決算特別委員会は15名の議員で構成されますが、会派での委員交代が認められており、私の担当は、10月1日の歳入・歳出、各特別会計、4日の議会費、総務費、5日の文化共育費、7日の環境費です。いずれも午前10時から、議会棟(西棟)4階で。1日午前中の歳入・歳出の審査、18日の総括質問・意見以外は傍聴可能です。すべての部課から説明員が出席するときは、傍聴席が確保できないというのが傍聴不可の理由ですが、全体を少し前に詰めれば可能になるはず。全面公開に向けて改善が必要です。議員の3分の1しか審査に関われないのも大きな問題。議会改革検討小委員会で何度も提案していますが、大会派の理解が得られず、検討の結果現状のまま、という結果に終っています。

 決算や予算特別委員会に際しては、各会派から行政に対し、事前に、審査資料を請求することができます。今回、指定管理者施設の収支報告を、決算認定の正式な付属資料とするよう議会として要請すべき、と議会運営委員会理事会で提案しましたが、従前の会派ごとの資料請求で十分、ということで却下されました。現状は、あくまでも区の施設に変わりはないのに、施設ごとの収支については、予算書からも決算書からも抜け落ちています。これでは、指定管理者制度のメリットが活かされているのかどうか、皆目わかりません。指定管理者の指定は議会の議決事項です。その後の運用については、議員が聞いたら答える、というのではなく、行政側から積極的に情報提供する姿勢が必要です。また、所管の常任委員会において、年に一度は指定管理者自身が直接説明し、質疑する機会を持つことも必要だと考えます。これからも求めていきたいと思います。

一般質問は29日(水)、30日(木)の両日。10名の議員が登壇、江戸川ネットからは新村いく子さんが30日(木)一般質問することになっています。テーマは「若年層の精神保健対策」と「指定管理者制度の指針策定」。どうぞ傍聴にお越しください。