決算や予算特別委員会に際しては、各会派から行政に対し、事前に、審査資料を請求することができます。今回、指定管理者施設の収支報告を、決算認定の正式な付属資料とするよう議会として要請すべき、と議会運営委員会理事会で提案しましたが、従前の会派ごとの資料請求で十分、ということで却下されました。現状は、あくまでも区の施設に変わりはないのに、施設ごとの収支については、予算書からも決算書からも抜け落ちています。これでは、指定管理者制度のメリットが活かされているのかどうか、皆目わかりません。指定管理者の指定は議会の議決事項です。その後の運用については、議員が聞いたら答える、というのではなく、行政側から積極的に情報提供する姿勢が必要です。また、所管の常任委員会において、年に一度は指定管理者自身が直接説明し、質疑する機会を持つことも必要だと考えます。これからも求めていきたいと思います。
一般質問は29日(水)、30日(木)の両日。10名の議員が登壇、江戸川ネットからは新村いく子さんが30日(木)一般質問することになっています。テーマは「若年層の精神保健対策」と「指定管理者制度の指針策定」。どうぞ傍聴にお越しください。