3月25日(土)夜から26日(日)未明にかけて行なわれた小松川・平井地区の「ナイトウォーク」に参加しました。これは小学校卒業記念として13年前から行なわれている地域の恒例行事で、地元7校の卒業生のためのイベントです。
参加者は卒業児童446名中303名、保護者116名(私もこのうちのひとりです)。これに実行委員をはじめとする地域の方々200名もの大人がスタッフとして関わります。地域のさまざまな活動をされている班リーダー引率のもと、600名を超える参加者が平井の小松川小をスタートして錦糸町から駿河台下、北の丸公園を抜け、三宅坂から銀座へ。永代橋から仙台堀川公園を抜けてスタート地点の小学校まで27kmの行程を7〜8時間かけて歩くのです。
徹夜での長距離歩行は子どもたちにとって未知の体験。(ほとんどの保護者にとってもそうですが。)夜中動き続ける都会の探索の楽しさやチャレンジする心を育み、仲間と助け合い行動を共にする喜びや達成感を味わう——。しかしそれが、実際歩いてみると予想以上の荒行で、足の痛みは増すばかり。「みんなで完歩」の言葉を唱えながら(?)、足の付け根から下は自分の体じゃないような初めての感覚と闘いつつ、まさに気力でゴールしたという感じでした。最後まで元気ハツラツなのは、やっぱり子どもたちに多かったようです。大変な思いはしますが、他ではまず経験できない得がたい体験です。災害で交通機関が遮断された時などにも、この経験はきっと活きるでしょう。
青少年育成地区委員会をはじめ、区少連や法人会、お医者さん、PTAや少年スポーツ指導者の方々、オヤジの会のみなさん、若手警察官など、本当にたくさんの地域の方のボランティア精神のもとに成り立つこのイベント。要所要所で見守り、ガードしてくださるみなさんの温かい激励のことばに何度励まされたことか。つらいときの声掛けがこんなにも大事なことだと改めて知ることになりした。
みんながんばったね! 自信を持って中学生になろう!
(「FMえどがわ」がずっと中継をするのですが、参加者はラジオ携帯禁止なので、子どもたちが励ましのメッセージなどを聴けなかったことがちょっと残念でした。)