もっと近づけ!くらしと政治~7月4日は都議会議員選挙投票日です

40年前、「生き方を変えよう!」と主婦たちが始めた市民運動は、地方議会に女性を送り続け、生活課題が社会の課題であることを示しながら、地域から政治を変えてきました。

とはいえ、東京の地域政党「東京・生活者ネットワーク」の存在はまだまだ浸透しているとは言えず、大政党の党首が応援に繰り出し、国政選挙さながらの選挙戦が繰り広げられる都議会議員選挙においては、影が薄い印象を持たれることは否めません。

しかし、東京都民にとって、首都・東京は生活のまち。

新型コロナウイルス感染症の拡大では、社会のすべての活動が集中している東京において、医療・介護・教育・仕事・居住などにおける格差や、虐待やDVといった暴力の問題が表面化しました。共働きが増えているにも関わらず、家事負担は依然女性に偏り、今なお、女性や子どもの人権は守られず、多様な生き方が認められるしくみや制度が整えられていないことが浮き彫りになりました。

また、2020東京オリンピックには、誘致以前からきっぱりと反対を表明し、中止を求めてきています。こちらから。

生活実態を熟知し、弱者に寄り添い、多様な人たちの声を反映させる政治が今まさに必要であり、政策決定の場へのさらなる女性参画が求められます。

・政治を生活の道具として使い、生活優先の政策を提案する

・ローテーション(交代制)で市民力を上げる

・選挙はカンパとボランティアで

こうした地域の女性自らが生み出した参加型政治の実践は、利権政治の横行がもたらした政治イメージを正し、信頼に基づく市民政治を確立、広げてきました。大政党を象に見立て、そこに食らいつく蟻をイメージキャラクターに、「異議アリ!」と叫びながら。

2021年東京都議会議員選挙には、「東京・生活者ネットワーク」から、岩永やす代(国立・国分寺)関口江利子(世田谷)小松久子(杉並)の3名が立候補しています。当該の生活者ネットワークのみならず、34の市区の生活者ネットワークが全員当選を目指して一丸となって闘っています。

東京都議会に、地域政党「東京・生活者ネットワーク」の市民の議席を確保できますよう、力強いご支援をどうぞよろしくお願いいたします。

*生活にまつわる調査活動を続けています。

都内区市のセクハラ・DV・性暴力施策調査

都内公立小・中学校での香害対策調査