都県橋を区がつくる?

2009年9月20日 16時49分 | カテゴリー: まちづくり

幅員を計画の半分にと工夫するも、接続道はいつできる?

 24日から本会議が始まることに先立ち、先週の議会運営委員会で区長提出議案の説明がなされました。今回は補正予算案5本(一般会計と各特別会計)、条例改正案1本、契約案件6本、指定案件1本、報告案件4本です。

 江戸川区議会では、議案審査は、道路案件以外すべて総務委員会に付託されることになるので、議会運営委員会では総務委員会審査に踏み込まない範囲での質問だけという申し合わせが。
 そこで今回は葛西地区4つの図書館の指定管理者の指定と、一般会計補正の中の土木計画事務費について質問しました。

 この土木計画事務費の内容の1つは「都県橋(補助286号線橋)予備設計等委託費2824万5千円」というもの。
「本来、東京都と千葉県が行なうべき仕事に、なぜ区が予算措置するのか。都主体と区主体では、予算上どのような違いがあるか。」と聞きました。
「災害時の帰宅困難者のことが問題になっている。篠崎公園と千葉県側の大洲公園という2つの防災拠点を結ぶためにも、この橋は非常に重要だが、現在都と県はすすめる方向にない。そこで、(計画されている15mの)幅員を半分(の7.5m幅)にして、区の仕事として千葉県側まで橋を一気に架けたい。予算配分は変わってくる。」と区長から答弁がありました。
 「橋ができたとして、維持管理費はどこが負担するのか」との質問には「都県橋なので当然東京都」と答えたものの、部課長から「区です」と訂正される場面も。都主体と区主体では、予算配分は変わるとは言え、国庫補助金と都市計画交付金、財政調整交付金ということになり、区が独自に負担をすることはありません。

  区の都市施設図で確認すると、この橋は昭和41年の計画決定で、篠崎のスーパー堤防事業地にかかるところ。現在、区に関わるもので実現していない都県橋は南から、放射16号、補助143号、補助286号と3本あり、南側から着手する予定。そのため286号は全く目途がたたない状況にあります。
 しかし、上記の理由であれば、都県とも優先順位を高くしてもいいはずでは? 本来なら都県で費用折半というものですが、まず計画の半分の7.5m幅員で区側が橋を架け、千葉県側にいつの日か(?)残りの幅員7.5mを付け足してもらうという考え。しかし、橋に接続する道路は江戸川区、市川市とも未完成で、それこそいつできるのか? この橋によるメリットは江戸川区よりも、どちらかというと千葉県側になるのでは? 

  今回の補正予算は、区施工でいかにできるかという予備設計費ですが、この橋を補正で急いで予備設計することについて、さらに十分な説明を求めていかなければと思います。