2期目の藤居阿紀子と、新人の私・稲宮須美は、区議会の中では「市民クラブ」という6名の会派で活動することになりました。交渉会派は前期と同じく4名以上。私達も前期の5名から1名増えた会派となり、さらにバージョンアップした活動が展開できるのではと思っています。自民党、公明党に続く第三会派として活動を共にする方々は、無所属の田辺氏と吉越氏、民主党の田之上氏と笹本氏です。男女3名づつ、世代もまちまちの、バランス感覚あふれる会派だと自負しています。区役所西棟の2階に議員控え室を構えています。区役所においでの際は、ぜひお立ち寄りくださいね。
常任委員会ですが、私は「生活振興環境委員会」に所属することになりました。これは今までの「環境区民委員会」を改めて、今回新たにできた委員会です。「環境」については、生活者ネットワークの主要テーマのひとつであり、私も選挙期間中、大勢のみなさんにその政策を訴えてきました。環境問題の中では、誰にとっても身近なのが「ゴミ」問題です。生活者ネットワークは昨年、市民団体の呼びかけで、全国で初めて取り組まれた「廃棄物会計調査」に参加し、私達は江戸川区から回答を得ることができました。本区では環境対策費110億円のうち、約100億円もが清掃事業に使われています。これはゴミのリサイクル費用の7割を自治体が負担しているためです。「容器包装リサイクル法」では、資源回収にかかる運搬費用は自治体負担となっているのです。これは事業者負担にしていくよう、見直していく必要があるのではないかと思います。また、廃棄物の資源化率は15.6%で、全国平均の21%を大きく下回っています。再利用の「リサイクル」は、廃棄物政策としては必ずしも有効とは言えません。まずはゴミを出さない暮らしへの意識改革、そして「リサイクル」より、そのまま再使用する「リユース」のしくみをもっと広げていきたいと思っています。