楽しくて役に立つ「草刈ボランティア」体験

外来植物から河川敷の生態系を守れ!

→初めて持つ本格的なハサミでいざ開始。堀場りさ子さんも親子で参加。
 
 7日(日)は、毎年恒例の江戸川ネット主催「荒川クリーンエイド」を実施しました。場所はいつもの船堀橋右岸。午前中は、ごみ拾いと水質調査。ペットボトルやプラスチック系ごみが依然多くを占めていました。

 今年は午後から初の試みも。河川敷の生態系保全のために、外来植物を刈り取ろうという取り組みです。荒川下流には、主にアレチウリ、オオブタクサ、セイタカアワダチソウ、オオキンケイギクなどが確認されています。こうした外来種は、生息域を拡大し、在来生物の生育環境を侵したり、河川の水質に悪影響を及ぼす危険性があるのです。

 セイタカアワダチソウはススキなどの在来種と競合。種子だけでなく地下茎でも増殖し、根から周囲の植物の生長を抑制する化学物質を出すといいます。オオブタクサは花粉症の原因としても知られ、国内では、スギ、ヒノキに次ぐ患者数を数えています。

 いったん繁殖した外来種は、定期的に草刈りを行う必要があります。もちろん、外来種と関係を持つ在来種に配慮し、慎重に、あるべき生態系を取り戻していくことが大事。そのためには、専門スタッフの指導のもとで、適切な維持管理がなされなければなりません。

 荒川クリーンエイドフォーラムのスタッフから説明を受けた後、用意された20本の専用ハサミで刈り込みを開始。最初は子どもと大人がペアになって、それぞれ恐る恐る始めましたが、あっという間に手さばきもよくなり、スタッフから「休憩しましょう」と声が掛かっても、一心不乱といった面持ちで誰も手を休めようとしません。以外にも?それほどみんながハマる作業だったのです。

 参加したガールスカウトの子どもたちからは「こんな楽しいお手伝いは初めて!」。終了時間になっても「まだやりたい」。別の男の子は「迷路のようで楽しい」など、あちこちから感動の声が。ワルモノをパチン、パチン、と切って無くし、視界が開けていく、というプロセスがストレス発散にも効果的なのかも?

 「地道な取り組みをすすめていくにはボランティアの力が必要」とスタッフのみなさん。楽しくて役に立つ草刈ボランティア活動に、機会があったら、みなさんもぜひ参加してみてください。

↓作業のはずが、カイカンに。30分後にはこのとおり。まん中で刈った草を束ねているのが私。右は、活動後の集合写真。草の山はもうひとつあります。