「スーパー堤防問題を考える会」発足しました~「かわばた通信」発行

「江戸川区スーパー堤防取消訴訟を支援する会」は、今後、「スーパー堤防問題を考える会」として活動を継続していくこととなりました。

江戸川区では「高台まちづくり」と称して、今後も「スーパー(高規格)堤防」事業を進めていくとしています。こちらから。

「スーパー(高規格)堤防」の必要性については、区も当初は「治水」を前面に出して、その必要性を強調してきたところですが、実は治水上脆弱なところで事業がなされるわけではないことから、その当時から、「治水」は二の次、三の次で、まちづくり、つまり都市再開発を目的とした事業ではないか、と指摘してきたところです。

ゼロメートル地帯にあって、「高台まちづくり」を否定するものではありません。しかし、「高台」と「スーパー堤防」をひとくくりにしてしまうことには疑義の念を抱きます。

「スーパー堤防裁判」では、「治水事業」としても「まちづくり事業」としても、いくつもの重要問題を抱えた事業であることが明らかとなりました。

これらをうやむやにしたまま、「高台まちづくり」の掛け声のもと、合わせ技で「スーパー(高規格)堤防」事業を存続させていくことについて、これからもウォッチし、引き続き、本事業の見直しを求めていきたいと思います。

*「スーパー堤防問題を考える会」発行の「かわばた通信」第1号をどうぞご覧ください。

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