地域力で育つ「子どもの遊び力」

プレーパーク「ゆきやなぎ公園」

昨日のNHK「ゆうどきネットワーク」では、小松川の「ゆきやなぎ公園」からの中継がありましたが、みなさんご覧になりましたか?

→「ウォータースライダー」は、この夏、昨日がすべり納めでしたが、帰り際「今度の金曜日まで延ばして〜」との要望多数。お天気がよければできるかも!

地域住民の手作りによる「ゆきやなぎ公園」は区内でも特筆すべき公園のひとつ。子どもにとって居心地のいい公園にするため、地域住民がバスで都内の公園めぐりをし、さらに意見やアイディアを出し合って「プレーパーク」を企画。有志の方々が、廃材やロープや板を使って子どもの遊び心、冒険心をくすぐる遊具を次々と完成させています。中継でも紹介された「ウォータースライダー」は、公園めぐりで羽根木のプレーパークに行った時、子どもたちがいちばんハマッたものだったので「ぜひつくろう!」ということに。ネットの機関紙「それゆけ!レポート」にはすでに登場していますし、このサイトでもご紹介していますが、ついに全国ネットの電波に乗るまでに。バスツアーから関わっているひとりとして、私も感慨深いものがありました。

とにかくたくさんの元気な子どもたちや親子連れで大にぎわい。私は七輪でのおやつ作りのお手伝いをしたのですが、いつもは5時過ぎには終わるところ1時間以上の延長となりました。

けがを心配する声もありますが、ここの手作り遊具は、子どもたち自身がそこに危険があることを自分で見つけられる、その上で自分の意志で挑戦する、そして達成感を得られる、ということに最大の配慮がなされています。重大な事故につながるのは、自分で危険を察知できない、という回避不能の場合がほとんどです。プレーパークの危険(リスク)は、遊ぶ楽しさの大切な要素のひとつと言えます。子どもがやりたいことは極力できるように禁止事項は特に設けず、「自分の責任で自由に遊ぶ」を実行しているのです。遊びの中でリスクへの対応を学ぶことで、危険を予測して回避する力が自然に育つといいですね。

「ゆきやなぎ公園」の活動日
   *毎週金曜日  午後2時〜5時
普段の遊びに加えて、七輪によるポップコーン、ホットケーキ、べっこう飴づくりも。でも数に限りがあるので、ウインナーやマシュマロなど、焼きたいもの、あぶりたいものを持参するとvery good!


↓七輪の使い方もお手のもの          ↓ボランティアの山内さんの周りはいつもにぎやか